大阪・京町堀の新たなランドマークに! プレミアムホテル「voco大阪セントラル」が開業

モダンなホテルの外観

英国のIHGホテルズ&リゾーツとUDホスピタリティマネジメントは、5月30日、大阪市西区の「京町ビル」跡地に、プレミアムホテルブランド「voco」の日本初進出となるホテル「voco大阪セントラル」を開業。同日、オープニングセレモニーをおこなった。

伝統技法・ウコン染めの風呂敷の結び目を参加者が一斉に解く「結び解きのセレモニー」。環境に配慮した同ホテルの取り組みを表現した

 

ブランド名の「voco」はラテン語で、「招待する」「呼び集める」の意味。“慣れ親しんだ場所のような居心地のいい滞在”や“思いがけない特別な体験”を提供したいとする。

館内は、吹き抜けの開放感あふれるロビーに、全国から集めた古材を再利用し、伝統技法で組み上げたしつらえを配していたり、京町ビルで使われていたレリーフを天井に活用したりと、モダンなデザインの中に温かみを感じる空間に仕上げた。

古材を活用した温かみのある内装
天井のレリーフ

 

また、各部屋には竹製のアメニティや、ペットボトルではなくリターナブル瓶でミネラルウォーターを提供するほか、肌あたりのやさしい節水タイプのシャワーを設置するなど、環境に配慮した取り組みも特徴の一つだ。

瓶に入った大阪府能勢町のミネラルウォーター。各階のフロアに設置されたウォーターサーバーによる濾過水の提供もある

部屋数は191室。ウェスタングリルレストランをはじめ、カフェ&バーや、24時間利用できるフィットネスルーム、ミーティングルームを併設している。

最も部屋数の多い「プレミアムルーム ツインベッド ソファベッド付き」(30平方㍍)

Osaka Metro肥後橋、本町、淀屋橋の各駅から徒歩5分以内という好立地を生かし、観光やビジネスユースのほか、近隣で働くビジネスパーソンのランチ、ディナー利用など、幅広い客層の獲得を狙う。

カフェ&バー「LOKAL HOUSE」

 

セレモニーで、総支配人の宍倉大地氏は「大阪らしい“チャッティー”(おしゃべり)なスタッフがお出迎えし、ほかとは違う体験を皆様にお届けしたい」と話した。ホテル経営を担当するUDホスピタリティマネジメント株式会社の佐山義幸代表取締役社長は「大阪は文化、芸術、歴史と触れ合うことができる観光コンテンツがあふれる地域。西区は靭公園など緑が多く、子育て環境がよいのでファミリー層にも人気で人口が非常に増えている。voco大阪セントラルが地域のランドマークとして、大阪を楽しむ皆様の拠点となるようにしたい」と意気込んだ。また、公益財団法人大阪観光局の溝畑宏理事長は「ホテルに入ったとき、“ウェルカム!みんなで時間を楽しもう”という共生の精神や、今までのホテルになかった新しいコミュニティやリラクゼーションを感じた。素晴らしいホテルだ」とエールを送った。

開業を記念し、期間限定の特別料金オファーを実施中。8月31日(木)まで。

詳しくは、https://www.ihg.com/voco/hotels/jp/ja/osaka/osakn/hoteldetail

☎ 0120-056-658(IHG・ANA・ホテルズ予約センター)

 




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